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2019「ドラフトBIG3」

佐々木朗希(大船渡高) 写真で振り返る「令和の怪物」の軌跡

 

2019年ドラフトは、3投手が中心に回っていくと言われている。高校生2人と大学生1人。12球団同時入札である1位指名で、この3選手に集中するのでは? と予想されている。「BIG3」の球歴とその魅力を探っていく。
取材・文=岡本朋祐、写真=川口洋邦 2019ドラフト候補選手名鑑号より転載


Vol.1 原風景


■高田小学校

 小学3年時に「高田スポーツ少年団」で野球を始めるが、4年生に進級する前の2011年3月11日、東日本大震災で被災した。父・功太さんは津波の犠牲で帰らぬ人となり、陸前高田市から大船渡市へと母子で移住している。

■猪川小学校
 佐々木は生まれ育った陸前高田市から大船渡市へと引っ越した。同小学校で4年生から6年生まで、計3年間を学んでいる。大船渡第一中、大船渡高とも、自転車で10分圏内という近所にある。

■大船渡第一中学校
 1984年春、大船渡高はセンバツ初出場で4強に進出。「大船渡旋風」の原動力となった左腕・金野正志ら、大船渡一中の東北大会優勝メンバーがチームの中心だった。佐々木も恵まれた環境で技術を磨き・・・

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