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悲喜こもごも「運命の1日」ドラフト全史

【2014年ドラフト】有原航平に人気集中で日本ハムが交渉権獲得。6球団は1位単独指名/ドラフト全史1965-2018

 

今年もまた、ドラフト会議がやってきた。1965年秋からスタートし、55回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2018年の会議まで1年ごとに振り返っていく。


 人気が集中したのは有原航平(早大)。DeNA広島、日本ハム、阪神と4球団が競合し、日本ハムが交渉権を獲得した。このほか1回目で抽選となったのは安樂智大(済美高)で、ヤクルト楽天が競合。前年の松井裕樹に引き続き、楽天・立花陽三球団社長が当たりクジを引き当てた。ただ、この2人、有原が2019年には最多勝を獲得するなどエース格に成長した一方で、安樂はケガに悩まされて通算わずか5勝。入団後は明暗を分けることとなった。

 1回目は西武高橋光成(前橋育英高)、中日野村亮介(三菱日立パワーシステムズ横浜)、ロッテ中村奨吾(早大)、オリックス山崎福也(明大)、巨人岡本和真(智弁学園高)、ソフトバンク松本裕樹(盛岡大付高)と6球団が単独指名。補強ポイント、各候補選手の評価がうまくバラけた。

 その中で、2回目も抽選を行ったのは・・・

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