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悲喜こもごも「運命の1日」ドラフト全史

【2012年ドラフト】日本ハム1位は大谷翔平、強行指名に会場もどよめき。巨人は単独で菅野智之を/ドラフト全史1965-2018

 

今年もまた、ドラフト会議がやってきた。1965年秋からスタートし、55回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2018年の会議まで1年ごとに振り返っていく。

日本ハム1位・大谷翔平[花巻東高]


 高校最速160キロ(当時)をマークし注目を集めた大谷翔平(花巻東高)は、ドラフトを前にメジャー・リーグ挑戦の意向を示していた。それゆえ、各球団からは指名を回避する動きが強まる中、日本ハムが指名を明言。ドラフト当日、名前がコールされると、前年の菅野指名のときと同様、会場がどよめきに包まれた。

 指名された大谷は「評価をしていただいたことはうれしいけど、日本のどの球団から指名されたとしても、自分の気持ちは変わらない」とアメリカ行きの意思をあらためて示したことで日本ハムは2年連続の入団拒否になるかと思われたが・・・

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