週刊ベースボールONLINE

悲喜こもごも「運命の1日」ドラフト全史

【1994年ドラフト】進学表明の城島健司をダイエーが強行指名。河原純一は1位で巨人へ/ドラフト全史1965-2018

 

今年もまた、ドラフト会議がやってきた。1965年秋からスタートし、55回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2018年の会議まで1年ごとに振り返っていく。

ダイエー1位・城島健司[別所大付高]


 逆指名ドラフトが導入された2年目。ダイエーの指名が大きな物議を醸した。別府大付高の城島健司はドラフト会議前から進学を表明していたが、ダイエーがこの逸材を強行指名。他球団から反発の声が多く挙がる中、王貞治監督自ら城島側と交渉、熱心に説得にあたり、ウルトラCで入団が決定。この背景には、フロントにいた「球界の寝業師」とも呼ばれた根本陸夫の戦略があったとも言われている。

 城島指名で揺れる中、堅実かつ見事なスカウティングを見せたのが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング