今年もまた、ドラフト会議がやってきた。1965年秋からスタートし、55回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2018年の会議まで1年ごとに振り返っていく。 ドラフトの歴史において大きな転換期であり、新たな試みを導入した年となった。この年から社会人、大学生の1、2位指名に限り「逆指名制度が」スタートした。新制度が適用されるのは1位と2位のみ。3位以降はウエーバー方式と逆ウエーバー方式を交互に行うことに。これによって無風化に拍車がかかり、史上初の抽選なしの見ている側からすれば、会場が沸くこともない盛り上がりに欠けるドラフトになった。
そんな“無風ドラフト”とも呼ばれた中で注目を集めたのは青学大のスラッガーだった小久保裕紀。水面下で豊富な資金力を誇るダイエーと
巨人の争奪戦となったがダイエーが勝利。しかもダイエーは・・・
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