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悲喜こもごも「運命の1日」ドラフト全史

【2004年ドラフト】ダルビッシュ有は日本ハムへ。阪神が15歳の右腕・辻本賢人指名/ドラフト全史1965-2018

 

今年もまた、ドラフト会議がやってきた。1965年秋からスタートし、55回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2018年の会議まで1年ごとに振り返っていく。


 球界再編騒動に揺れ、楽天の新規参入が決まったこの年、ドラフト戦線も大いに荒れた。明大の150キロ右腕・一場靖弘の自由獲得枠争奪戦が加熱し、まずは8月に巨人による金銭授受問題が発覚し、獲得を断念。これは学生野球憲章違反にあたり、一場は明大野球部を退部する。横浜、阪神がアタックするも、この2球団にも金銭授受が明るみに出る。巨人・渡辺恒雄、横浜・砂原幸雄、阪神・久万俊二郎の3オーナーは引責辞任に追い込まれた。

 これでプロ入りも危ぶまれた一場だったが、紆余曲折を経て・・・

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