ドラフト会議、日本シリーズが終わり、本格的な移籍市場がオープンとなった。ここでは球団別に補強戦略の現在地を探ってみる。 情報は10月19日時点 ターゲット候補、去就要注目の人選は編集部。順番は文中の登場順 動きは侍ジャパンから戻ってからになるが、菊池涼の動向が今オフ最大のカギ
広島・最大の焦点は菊池涼の動向
■去就要注目 野村祐輔 長野久義 菊池涼介 バティスタ 10月17日のドラフト会議では、今年の即戦力No.1と言われる
森下暢仁(明大)を見事に「一本釣り」。10月7日に就任した
佐々岡真司新監督の船出は、まずは順調なものになった。「1年目から先発ローテーション入りも可能」と言われる森下が入団となれば、Bクラスからの巻き返し、そして優勝争いへの参入も、十分計算ができる戦力となるはずだ。
ただし、その明るい戦力計算は、「足し算」のみで「引き算」がなければの話。今年3人が新たにFA権を取得した
広島においては、FA選手の流出をいかに防げるかが、今オフの最大のポイントと言える。佐々岡新監督も、就任後すぐ、各選手に電話で「ラブ
コール」を送った。
その結果、まずは
會澤翼が残留を表明。選手会長であり、チームの精神的支柱でもある主戦捕手の残留には、佐々岡監督も胸をなで下ろしたはずだ。先発ローテーションの一角の野村祐輔と・・・
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