「日本ワールド・シリーズ」として1950年にスタートした日本シリーズも、今年で70回目を迎えた。ここでは、その激闘の歴史を振り返る。 写真=BBM 1973年南海を破って巨人が9年連続日本一を達成。先頭が川上哲治監督
いよいよ球史に残る巨人V9の時代がやってきた。まずは1965年、巨人は南海と6回目の対戦。戦力的には、互いに先発に決め手を欠いたが、巨人は“8時半の男”と呼ばれたリリーバー・
宮田征典が、第2戦は同点とした7回から、第3戦は逆転した8回から、第5戦では同点の8回から登板し、失点ゼロで2勝を挙げた。最後の第5戦は新人・
土井正三がサヨナラ打を放ち、4勝1敗で日本一を決めている。
翌66年も巨人の相手は南海。パームを武器にする
渡辺泰輔が1戦目から3試合連続で先発したが、これを高校時代、同じ神奈川県で幾度も対戦がある
柴田勲が・・・
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