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日本シリーズ激闘史1950-2018

【1986-91】圧巻の西武黄金時代。巨人は近鉄相手に大逆転/日本シリーズ激闘史

 

「日本ワールド・シリーズ」として1950年にスタートした日本シリーズも、今年で70回目を迎えた。ここでは、その激闘の歴史を振り返る。
写真=BBM

1989年対近鉄第7戦、駒田徳広が因縁の加藤哲から先制アーチ


 1986年、森祇晶新監督の下、西武は新たなる黄金時代を迎える。

 同年の日本シリーズは、この年限りで引退と言われていた広島の四番・山本浩二と、西武の新人四番・清原和博の新旧四番が話題になったが、最初に見せたのは、ベテランだった。初戦は延長14回で引き分けとなったゲームだが、9回裏1対2から同点弾を放ったのが、山本だった。西武・東尾修の投球パターンを読み切り、ライトスタンドぎりぎりへの技ありの一発だった。

 ここから広島は一気に3連勝で王手。迎えた第5戦は1対1のまま進んだが、延長12回裏、勝負を決めたのは意外な男だった。10回からマウンドに立った西武の投手・・・

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