週刊ベースボールONLINE

吉田正尚の頂ロード Road to Top

吉田正尚コラム「一部のヤツには負けたくない──。反骨心が芽生えた大学時代でした」

 


感謝の思い胸に


 プレミア12の開幕が11月5日(日本の初戦)に迫っています。日本の代表として、勝利に貢献したい。そのために今、宮崎での合宿に参加していますが、普段は一緒に練習することのない他球団の選手と汗を流すのは新鮮ですし、刺激にもなります。この間のフリー打撃では、隣で(広島・鈴木)誠也が打っていましたが、次々と良い打球を飛ばしていました。日本代表としては力を合わせながらも、切磋琢磨していきたい。この日本代表という場で、また自分の力を付けていきたいと思います。

 ただ、大会が始まれば個人の思いより、チームのことが最優先。今、着ているユニフォームには『日の丸』『JAPAN』が入っています。大会は始まっていませんが、やっぱり身が引き締まる。プロに入ってからは今年3月のメキシコ戦(京セラドーム)に続いて2度目の代表。大学時代は2年時から3度、代表でプレーしましたが、何度、日本代表のユニフォームを着ても重みは感じるんです。その重みに加え、忘れてはいけないことも。これまでの多くの指導者やチームメートに支えられてきたからこそ、今こうしてトップチームの代表に選んでいただける選手になれた。とくに青学大での4年間で“強い気持ち”の大切さを学べたこと、教えてくれた周りの方々に感謝しているんです。

 そもそも青学大への進学を決めたのも強い決意を持ってのこと。高校(敦賀気比高)卒業時にプロに挑戦したいと思っていた中で、自分の実力では無理と判断し、大学でレベルアップを目指そうと決めたのです。

 だから、大学1年時の僕は、とにかく・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング