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秋季キャンプ特別レポート2019

阪神・山本昌(臨時コーチ)教室開講 実りの秋になるか!?

 

昨季の最下位から今季3位となりCSファイナルステージまで進出した阪神。10月31日からの秋季キャンプで飛躍を求め219勝左腕、50歳まで現役を続けた解説者の山本昌氏が臨時コーチとして秋季キャンプに参加。投手のみならず野手にも身振り手振りでコーチングを行うなど、精力的に動いている。
写真=梅原沙織

11月3日は指導2日目。ブルペンに入った選手全員に声を掛けてまわった。岩貞[真ん中右]に昌流スクリューボールの投げ方を伝授した山本昌コーチ[真ん中左]。岩貞もチェンジアップの参考にしていくつもりだ


経験を押し付けず褒めながら改善


 ブルペンの投球練習の途中、岩貞祐太が山本昌臨時コーチにアドバイスを求める。そこに矢野耀大監督、福原忍金村曉両投手コーチも加わって話し込み、スクリューの握りとその投げ方まで伝授した。

「オレの経験ではね」と山本昌コーチ。その投げ方を押し付けることはない。ただ、回転の付け方や、打者がどう見えているかなどの話をする。矢野監督は捕手目線から、どのコースにどのスピードで投げれば打者がバットを振るのかをアドバイスした。

「今年のチェンジアップはあまり抜けがよくないというか、しっくりこなかった部分もあったので」と岩貞は積極的に質問を投げかけた。

 山本コーチは伝家の宝刀、スクリューの握りと投げ方を伝授。

「今年のサダのチェンジアップは・・・

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