プロ野球もアマチュア野球も、オフシーズンに突入する時期。野球ロスに悩むオフこそ、おいしい食事やお酒を楽しみながら仲間と野球について語り合いたいもの。全国各地の“野球酒場”を紹介する連載、本日開店です! 取材・構成=依田真衣子、写真=BBM 店内はまるで甲子園の開会式に足を踏み入れたような景色が広がっている。人工芝の緑の床と、甲子園の空をイメージした青い天井。壁一面に飾られた名門校のユニフォームは、入場行進を思わせる。タオルやうちわなど多くの応援グッズが並び、熱気あふれるアルプススタンドのようだ。
「幼少期に甲子園のテレビ中継で東洋大姫路高のユニフォームを見て、カッコいいなって思ったのが、僕の始まりなんです」
高校野球酒場「球児園」オーナーの山川健児さんは、自称“ユニフォームフェチ”。店内を彩る数々のユニフォームは、購入したりお客様から譲ってもらった。そのコレクションは現在約135枚を数える。
幼いころから高校野球が大好きで、今も時間が許す限り球場に足を運ぶ山川さんは「球場にはこんなに人がいるのに、私の周りには(コアな話ができる)高校野球ファンがいない」と寂しさを感じ、“高校野球を熱く語れるお店”を・・・
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