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吉田正尚の頂ロード Road to Top

吉田正尚コラム「世界一の喜びと同時に個人としての課題も。また一から“頂”を目指します」

 

初体験のシャンパンファイト。来年は、オリックスでやりたいと思います


強くなった思い


 まず、はじめに。皆さん1年間、ご声援ありがとうございました。ペナントレース、そして日本代表でのプレミア12を戦い、2019シーズンが終了しました。僕自身、まだまだ足りないことばかり。そう痛感する1年になりましたが、皆さんの声援が力になるのは確か。それを励みに、また“頂”に向かって努力を続けていきます。

 もちろん、今年の経験をムダにするつもりはありません。“経験”は次への“活力”に変えるもの。今年も多くの経験をさせていただきましたが、中でも日本代表での経験は、貴重なものでした。世界一を目指す戦い、それもスーパーラウンドは日本開催とあって重圧も緊張感も、これまでとは一味違っていて、その中で世界一の一員になれたことは、かけがえのない体験となりました。ただ、僕自身は不甲斐ない結果に。終わってみれば計4安打。韓国との決勝(11月17日=東京ドーム)ではグラウンドに立つことができず、悔しさも味わいました。これを力に変えるほかありません。

 そのためにも学び、考えることは大事になる。なぜ打てなかったのか、なぜ結果が出なかったのか――。原因を探り、技術向上を図ることは、時間をかけてじっくりとやっていきますが、1つ分かっているのは・・・

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