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スカウトが明かすドラ1の舞台裏

中日スカウト・米村明氏が明かす石川昂弥(東邦高→中日) 相思相愛の結実 「何十年に一人。どうしても無視できない存在だった」

 

ドラフト会議は「1位指名」の結果次第で、その年の明暗を分けると言っていい。12球団同時入札。当日まで腹の探り合いが続く中で、補強ポイント、1位決定までの経緯、そして育成ビジョンを明かす、短期集中連載をスタートする。第1回は地元の逸材球児の獲得に成功した中日だ。

8月26日、大学日本代表との壮行試合で3安打2打点。木製バットでの対応力が中日1位の決め手となった


 すでに、心は決まっていたが、本人と会い、その思いはさらに強くなった。高校日本代表として出場していたU-18W杯(韓国)から帰国後、プロ志望届の提出を待って、中日は東邦高・石川昂弥と面談を行った。スカウトが初めて接触できる場だ。

「最大限の評価をしています」

 米村明アマスカウトチーフは地元・愛知の球団としての誠意を込めた。当然ながらこの時点で「第1回1位入札」の約束ができるはずもない。ただ、石川の自然と発するドラゴンズ愛に“縁”を感じたという。

「言葉の端々から『中日に入って、野球がしたい!』と、純粋な思いが伝わってきたんです。うれしかった……。こちらとしても『よし、何とか獲ってやろう!』という思いにさせてくれた。(学生野球憲章で本人が事前に)口には出せないですが『意中』と思ってくれている選手が入団してくれるのが一番、良い形。地元の逸材選手、見逃すわけにはいかない」

 面談後、米村チーフは・・・

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