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2019年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き 巨人・2019年ペナントレース総括 原辰徳監督3度目の指揮で超攻撃型打線が機能。5年ぶりのセ・リーグ王者に

 

7月30日には原監督が監督通算1000勝を達成。巨人の監督では、川上哲治長嶋茂雄に次いで3人目


投手力


 原辰徳監督が5年ぶりに現場復帰したチームは、セ・リーグの覇権奪回に成功した。2015年から昨季まで4シーズン(16〜18年は高橋由伸監督)にわたって優勝から遠ざかっており、これは巨人史上ワーストタイの記録。屈辱の記録を更新するところだったが、リーグ優勝7度、日本一3度を誇る名将の手腕により、チームは生まれ変わったと言える。

 投手陣では昨季まで2年連続沢村賞の菅野智之が腰痛やコンディション不良などで3度の登録抹消もあったが、最多勝、最多奪三振、最高勝率(貯金は11)など3つのタイトルを獲得した山口俊が先発陣をけん引。交流戦開幕とともに中継ぎから先発に再転向し8勝を挙げた桜井俊貴、新人ながら先発で5勝を挙げた高橋優貴、支配下昇格2年目で8勝の左腕C.C.メルセデスを軸に・・・

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