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2019年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き DeNA・2019年ペナントレース総括 防御率、打率は低迷もラミレス監督の巧みな用兵で21年ぶりのリーグ2位へ躍進

 

手持ちの駒を巧みに操り、リーグ2位へと導いたラミレス監督


投手力


 チーム防御率「3.93」はリーグ5位。先発は2年ぶりの2ケタ勝利(13勝)を挙げた今永昇太が孤軍奮闘の状態で、それに続くべき投手が期待を裏切った。京山将弥飯塚悟史は不甲斐ない投球でチャンスを生かせず、昨年の新人王左腕の東克樹はケガで登板できず、平良拳太郎もコンディション不良で出遅れ、濱口遥大井納翔一は、フルシーズンを投げ抜くだけの安定感を欠いた。

 先発陣を救ったのが、上茶谷大河大貫晋一のルーキーコンビで、特に開幕直後の苦しい時期に先発の穴を埋め、シーズンではそれぞれ7勝、6勝の活躍ぶりだった。

 先発投手たちが試合をつくることができなかったしわ寄せは、リリーフ陣の負担となって・・・

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