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2019年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き 楽天・2019年ペナントレース総括 投手二本柱が不在の中、総力を結集して乗り切り最下位からAクラス復帰を果たす

 

西武からFA移籍した浅村は中軸で勝負強さを発揮した


投手力


 3月に則本昂大が右ヒジのクリーニング手術を受け、開幕投手を務めた岸孝之がその試合で右太もも裏の違和感で登録抹消。開幕早々、先発二本柱の不在という緊急事態となった。それでも美馬学辛島航に加え、中継ぎから先発に配置転換となった石橋良太が奮闘してしのいだ。

 先発の台所事情が苦しい中、力を発揮したのは救援陣だ。クローザーの松井裕樹は68試合に登板して38セーブ。キャリアハイの数字で自身初のセーブ王に輝いた。また、中継ぎ陣もたくましかった。森原康平は64試合、青山浩二は62試合とフル回転を見せ、助っ人勢でも宋家豪ブセニッツが安定した投球を披露。彼らの粘りが終盤での逆転劇につながった。

 その一方で・・・

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