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2019年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き ロッテ・2019年ペナントレース総括 得点増も大味な攻めに終始。投手陣も固まらずAクラスをあと一歩で逃す

 

長打力と得点力が増した打線の中でも一番・荻野の働きには目を見張るものがあった


投手力


 先発三本柱と見込んだ石川歩涌井秀章ボルシンガーがそろって役割を果たせず、有吉優樹は4月に早々と故障で戦線離脱。序盤は二木康太岩下大輝、中継ぎからスタートした高卒3年目の種市篤暉といった若き右腕の踏ん張りでどうにか持ちこたえる展開が続いた。

 抑えの益田直也につなぐ形が確立できないリリーフ陣はさらに深刻だった。松永昂大はたびたびコンディション不良に苦しみ、酒居知史東條大樹唐川侑己など頭数はそろうもののいずれも好不調の波が激しく、信頼して7回、8回を任せることができず。試合後半の粘り強さは失われていった。

 夏場を迎え、先発陣は西野勇士の先発再転向、ドラ3小島和哉の台頭、石川や佐々木千隼の復活で・・・

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