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12球団2019年シーズン回顧

DeNA・中継ぎの踏ん張りと強力打線で優勝を争い、22年ぶり2位進出/12球団2019年シーズン回顧

 

ラミレス監督就任4年目、球団として創設70年の節目のシーズンに21年ぶりのリーグ優勝を目指した。4月は10連敗するなど苦しい展開も、巻き返して2位浮上、首位の巨人を追いかけた。優勝には届かなかったものの初の本拠地でのCS開催を実現させた。

宮崎、伊藤光などケガ人もいた中で、ラミレス監督が2位へと導いた


今永が孤軍奮闘


 Bクラスに沈んだ前年からの巻き返しを期して臨んだ2019年、キャンプイン直前に前年新人王の東克樹が、3月には石田健大飯塚悟史が故障で離脱する誤算。開幕後も、期待の京山将弥が打ち込まれるなど、春先は先発陣がなかなか機能せず苦しい時期が続いた。4月末には10連敗、5月に入っても5連敗と低迷。チームの借金は11までふくらみ、最下位に沈んでいた。

 苦しい状況を支えたのが、初の開幕投手を務めた今永昇太の存在だった。5月までに6勝をマークするなど孤軍奮闘。最終的に2年ぶりの2ケタ勝利となる13勝(7敗)という好成績でエースの階段を上っていった。そのエース左腕に・・・

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