広島で「カープファンの集う店」と言えば、まず名前が挙がるのが、この「カープ鳥」だ。中でも、マツダスタジアムに最も近い、「球場前スタジアム」は、観戦と来店がセットになった県外からのツアーがあるほどの人気だという。 取材・構成=藤本泰祐 写真=宮原和也 カープ選手のユニフォームや特報版の新聞で飾られた1階店内。カープファンのみならず、一般のお客さんにも居心地のいい空間になっている
「スライダーをおかわり。あと、オオノと鈴木と小園ね」と注文すれば、生ビールにナス、三枚肉のシソ巻き、うずら卵の肉巻きが出てくる。
約40種の串焼きメニューが、すべてカープ選手の名前。そんなユニークな店が、広島県下に13店舗、ハワイに1店舗を展開するグループ店「カープ鳥」だ。カープファンの集まる焼き鳥屋さんであることは店名で一目瞭然だが、グループの中には、カープOBの
木下富雄さんや、
長内孝さんが店長の店もあるのだから筋金入り。中でもここ「球場前スタジアム」は、最もマツダスタジアムから近い店舗で、試合開催日には、カープが勝てば「祝勝会」、負けても「反省会」とファンが詰めかける。
ユニークなメニューはグループ全店共通で、それぞれ意味合いがある。例えばハツ(心臓)はチームの心臓である監督の名前。小園のうずら巻きは・・・
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