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12球団の育成プランを探れ

2020ルーキー始動!12球団の育成プランを探れ【セ・リーグ編】

 

2月1日のキャンプインに向け、12球団のルーキーたちが準備を進めている。即戦力としてフル回転することを期待されている選手もいれば、焦らずじっくりと育成すべき素材もいる。それぞれ、どんな未来予想図を描いているのだろうか。各球団が独自のカラーに沿って進める育成プランに迫った。

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広島・大卒は一軍、高卒はじっくり育成


ランニングで先頭に立つ森下[左から2人目]。今のところ自分のペースを貫いている/写真=太田裕史


 広島の新人合同自主トレは1月8日から始まった。4位から再浮上するためには、若手の底上げが欠かせない。佐々岡真司監督が「大学から入団した選手は見てみたい」と明言したように、昨秋ドラフトで獲得した1位の森下暢仁を始め、大卒3選手は一軍キャンプスタートとなる見込みだ。

 高卒新人を中心に獲得した2019年とは違い、昨秋は2位まで即戦力にこだわった。新しい力となる若手の底上げを促して、チーム内の代謝を高めたいチーム事情がある。特に森下には開幕ローテ入りが期待される。横山竜士投手コーチは「先発の競争の中に加われば、ほかの投手にも刺激にもなるし、チームの底上げにもつながる」と相乗効果にも期待する。過去の新人投手では、野村祐輔大瀬良大地岡田明丈が・・・

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