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プロフェッショナルが見たキャンプの“裏表”

鹿取義隆が見たキャンプの“裏表”「新人の西純矢をはじめ、可能性を感じた阪神の投手陣」

 

前号に引き続き侍ジャパンのテクニカルディレクター、鹿取義隆氏のキャンプREPORTをお届けする。

順調な調整を見せていた阪神西純矢


気になったリリースポイント


 すでに一軍はオープン戦真っただ中となっていますが、私は高知に向かい、安芸の阪神と春野の西武の二軍キャンプを視察してきました。

 まず阪神です。今回だけの印象ではありませんが、このチームの若手投手は非常に強い球を投げます。今回見ていても才木浩人をはじめ、目につく投手は多かったです。

 ただ、それでもこの時期に二軍にいるというのは、やはり課題があるからです。見ていると指に掛かったときは、素晴らしい球が来るのですが、どうしても続かない。制球、球威にバラつきがあります。ただ、強い球を投げるというのは天性の才能があってこそ。若手にチャンスを与えるチームなので、きっかけをつかめば大化けする選手が出てくる可能性もあります。

 今年の阪神は・・・

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