週刊ベースボールONLINE

高校球児にも新型コロナ余波

センバツ史上初の中止。「開催断念」を受けた出場校監督の声

 

常連校、復活出場、初陣、21世紀枠……。センバツ甲子園は大会主催者が選出する「招待大会」だからこそ、夏の甲子園とは異なる多彩な顔ぶれが特長である。さまざまな学校事情の中で「中止」を受け止めた、出場校6校の監督のコメントを集めた。

高校球児の夢舞台・甲子園はひっそりと静まり返る。令和初のセンバツ、球音は聞かれないことになった


昨秋の神宮覇者&5季連続出場校


 中止決定から一夜明けた3月12日の早朝、中京大中京高・高橋源一郎監督はグラウンドへ向かうと、すぐに「変化」に気づいた。クラブハウスのドアに、前日まで「春開幕まで8日」と貼られていたが、この日は「夏開幕まで114日」となっていた。

「キャプテンの印出(印出太一、3年、捕手)の発案だったそうです。あの文字で、逆に生徒からエネルギーをもらいました。お互い、良い意味で決心できたかなと思います」

 この日も短縮練習。しかし、実際にスタートするとモヤモヤした空気が流れていたという。そこで・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング