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いま12球団はどう動いているのか

ロッテ・球界のピンチを逆手に取り若手の成長の場にできるか。主力組はミニキャンプも模索

 

新型コロナウイルスの世界的感染拡大が止まらない。日本プロ野球に続き、メジャー・リーグも開幕の延期を発表、センバツ高校野球は中止となった。ここでは12球団が、いまどのような動きをしながら、開幕にそなえているかを紹介しよう。
※情報は3月15日現在

井口監督は開幕延期にも動じず、新たな開幕日を見据えている


“試せる期間”の延長


指揮官は開幕延期の報を聞くと、すぐに頭を切り替えたようだ。チャンスをつかみ切れていない若手にとってはアピールの場が広がる。新たな開幕日に向け、チームは臨機応変に調整を進めていく。

 開幕延期に伴う練習試合を若手選手の成長の場とする。オープン戦では飛躍が期待された高卒3年目の安田尚憲が攻守に振るわず、遊撃手の定位置を争う3年目の藤岡裕大と、ドラフト5位新人の福田光輝は、守備面で不安定さを露呈した。井口資仁監督は「パ・リーグ同士でやるわけだし、若手を含めて試せる期間かな」と奮起を求めた。

 沖縄・石垣島でのキャンプから実戦を多く重ねてきた。開幕が4月10日以降となったことで、打ち込みを多く行ったり、体を鍛え直したりする時間ができた。ソフトバンクからFAで加入した福田秀平を除き、オープン戦で打撃が光った選手は・・・

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