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いま12球団はどう動いているのか

広島・マイナス面ばかりではなく、チームづくりにおいてはプラスに働くかもしれない

 

新型コロナウイルスの世界的感染拡大が止まらない。日本プロ野球に続き、メジャー・リーグも開幕の延期を発表、センバツ高校野球は中止となった。ここでは12球団が、いまどのような動きをしながら、開幕にそなえているかを紹介しよう。
※情報は3月15日現在

無人のマツダ広島でのオープン戦。熱狂的応援もまた、大きなアドバンテージだったが、果たして……


延期を前向きにとらえ


開幕延期にもチーム内に動揺は少ない。むしろ首脳陣は、なかなか確定できなかった先発ローテーションを再構築する好機ととらえている。

 3月12日時点で県内感染者1人ではあるが、広島も球団として感染拡大予防のため細心の注意を払っている。春季キャンプ終了後、練習を再開した2月28日から球団職員だけでなく、選手にも検温を義務化。37.5度以上あれば新型コロナウイルス感染の疑いの有無に関係なく、練習に参加させない方針を決めた。

 選手を取材する報道陣に対しても「マスク着用の義務化」のほか、「取材前の検温」「体調チェック表への記入」を義務づけた。また、県内で初の感染者が明らかとなった7日を機にマツダ広島内の取材規制はより厳しくなった。試合前の取材エリアが仕切られ、ぶら下がり取材は基本禁止となった。試合後も・・・

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