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いま12球団はどう動いているのか

日本ハム・ここまで開幕に向け必死になってやってきた心はしっかりとつなぐ

 

新型コロナウイルスの世界的感染拡大が止まらない。日本プロ野球に続き、メジャー・リーグも開幕の延期を発表、センバツ高校野球は中止となった。ここでは12球団が、いまどのような動きをしながら、開幕にそなえているかを紹介しよう。
※情報は3月15日現在

チームのキャプテンを務める西川遥輝はプロとしての責任と自覚を口にした


前を向く北の戦士たち


全国で初となる緊急事態宣言が発令された北海道。多くの道民が不安な時間を過ごす中で、プロ野球球団としてのあり方をいま見せるときと、ナインは心を一つにしている。

 3月9日に開幕延期が決まると、栗山英樹監督は翌10日に選手を集めて訓示した。「われわれはプロとして、まだどういう形になっていくか見えないけど、ここまで本当に必死になって開幕に向かってやってきた、その心だけはしっかりつないでくれ。いつ開幕しても全力のプレーができる準備だけはしておくのがプロなんだ」。新たな開幕日もはっきりしない中で打ち出したメッセージは目標を見失わないよう、選手の精神面をケア、鼓舞するものだった。

 キャプテンの西川遥輝も「(開幕延期は)仕方ないこと。対応できないとプロではないと思う。しっかりとプロフェッショナルという責任感と自覚を持って、そのことを言い訳にしないように、選手それぞれ準備しないといけない」と同調した。粛々と、自分たちができる最善の準備を進めていくことを意思統一した。

 本拠地の北海道では・・・

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