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いま12球団はどう動いているのか

巨人・先発ローテーション再編を指揮官が決断。最高の“5、6人”を選ぶ

 

新型コロナウイルスの世界的感染拡大が止まらない。日本プロ野球に続き、メジャー・リーグも開幕の延期を発表、センバツ高校野球は中止となった。ここでは12球団が、いまどのような動きをしながら、開幕にそなえているかを紹介しよう。
※情報は3月15日現在

オープン戦8連敗に「こだわってはいない」としつつも、ローテ再編を決めた原辰徳監督


ローテ争いは混迷


開幕延期は先発陣に不安を抱えるチームにとってはむしろ好機ととらえるべき。当初の顔ぶれから大きく変わることが濃厚だ。

 北海道に「緊急事態宣言」が発令された3日後の3月2日、チームは翌日からの日本ハムとのオープン戦2連戦(札幌ドーム)に向けて、羽田空港から新千歳空港へと空路で飛び立った。元木大介ヘッドコーチは「北海道というか、この遠征中は部屋にいたほうがいいんじゃないのと思う」と方針を口にし、札幌の後には大阪、福岡と続く10泊11日の長期遠征中の外出を禁止とした。

 遠征中、現地の食事も選手の楽しみの一つ。気分転換にもなる。まして普段はリーグが異なる日本ハムの本拠地・札幌となれば、その思いは増す。そんなナインの思いを汲んだのが原辰徳監督だった。宿舎の食事会場に普段とは異なるジンギスカンやウニ、カニといった海産物を手配。ストレスを感じることなく、栄養を蓄える環境を整え、選手たちは「すごく豪華でした」と舌鼓を打った。

 開幕の延期を受け、3度の離脱をして心配されていた・・・

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