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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「センバツ中止、高校野球はプロとは違う」

 

消えたセンバツ/昨年の開会式より


 プロ野球の開幕が延期になった。プロというのはお客さんが入らないと興行収益が上がらないから、延ばしたに過ぎない。

 今夏は東京五輪に伴うシーズン中断もあって、日程消化のために一時はクライマックスシリーズ(CS)の中止も検討されたようだ。各球団の金儲けを目的としたCSなど、これを機にやめてしまえばいいのだ。

 日本というのは上の人間がこうしろと言ったらイエスサーで応じる国ではない。文句ばかりつけたがる。しかし、最優先事項は新型コロナウイルス対策である。ウイルスをこれ以上、拡散させないための順延という決断は良い。

 それにしても、オープン戦を見ていたら腹が立って血圧が上がる。野手が捕れる打球をヒットにし、つかんだと思ったらエラー。どうしてグラブから人差し指を1本出すのか。素手で人差し指を使わずに捕れるだろうか。いまは手というより道具で捕っている。それが捕りやすいと言うならエラーするなと言いたい。しかも、イレギュラーなどない人工芝。ヤクルト阪神のオープン戦(神宮)でも、阪神の投手がゴロを捕り損ねると記録員はヒットにした。ヤクルトの66番、吉田大成はトンネル。プロではない。なんのために2月にキャンプをやっているのか。

 今シーズンの見どころ? ない!・・・

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