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チームを変えた伝説の男たち

2005年の藤川球児 バットに当たらない火の玉ストレート

 

ここからは、過去、自身が急成長、あるいは新人としてチームを劇的に変えた伝説の男たちを球団別にピックアップし、紹介していく。


投げ続けてもまず負けない投球


15年前、中継ぎに転向した若者は、圧巻の投球で打者を抑え込んだ。「JFK」と言われた強力リリーバーの一角としてリーグ優勝に貢献した。

 布石は2003年のファーム日本選手権にあった。それまで先発として投げていた藤川球児は、日本ハム戦(長野)の8回からリリーフ登板しセーブを挙げたのだ。そして岡田彰布監督1年目の04年。7月に一軍に上がると中継ぎとして経験を積んだ。

「試合は7回に動くことが多い。だから7回を抑えれば勝てる可能性が高くなる」

 岡田監督はこの発想から、05年になると藤川を勝ちパターンの中継ぎに抜てきし・・・

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