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チームを変えた伝説の男たち

2017年の源田壮亮 再建の根幹となった「二番・遊撃」

 

ここからは、過去、自身が急成長、あるいは新人としてチームを劇的に変えた伝説の男たちを球団別にピックアップし、紹介していく。

新人時代から正遊撃手として、チームを引っ張る存在となった源田


今季から主将へ


辻発彦監督のチーム再建策の一つとして正遊撃手に抜てきされた源田壮亮。その存在が獅子を再浮上させた。

 3年連続Bクラス。低迷期に差し掛かったチームの立て直しを託されたのが黄金時代の名二塁手だった。2017年、22年ぶりに西武のユニフォームに身をまとった辻発彦監督。新指揮官が再建策として考えたのが「二遊間は非常に大事。これがコロコロ変わっているようでは、チームは強くならない」ということだった。

 12年限りで中島裕之(現・宏之、巨人)がチームを去って以来、遊撃手が定まらなかった。13年は8選手が遊撃を守り、14、15年は6選手、16年は7選手。致命的なミスが敗戦につながることも多々あった。二塁は浅村栄斗(現・楽天)が定着していたが、その“パートナー”として辻監督が抜てきしたのが源田壮亮だった。球団の新人遊撃手では1981年の石毛宏典以来となる開幕スタメン。その後・・・

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