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日本プロ野球球団史

ヤクルト・42勝からスタートした“最後の新球団”

 

巨人6000勝企画に続き、他球団の歴史も簡単にではあるが、振り返っていく。果たして次の6000勝到達はどこ?そして、あの現役選手の歴代ランキングは?
※記録は2020年6月23日現在

1978年10月4日の中日戦。創設29年目で、球団初のリーグ優勝


野村時代だけで628勝


 プロ野球界が2リーグ制を採るようになった1950年、新球団が続々と参入。その中で最後に加盟したのが、ヤクルトの前身・国鉄スワローズだった。正式に加盟を発表したのが1月5日で、開幕は3月10日。急ピッチで選手を集めるも、新球団乱立で有力なアマチュア選手はすでに契約先を決めており、ほぼ“寄せ集め”の状態だった。3月11日には同じく新球団の広島を相手に球団初勝利を挙げるが(松山球場)、42勝94敗2分けの7位。その後も弱小球団のイメージはぬぐえず、初めてAクラス入りを果たしたのが球団創設12年目の61年、初優勝は78年と、苦しい時代は長かった。

 だが、90年に野村克也監督が・・・

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