週刊ベースボールONLINE

今週のONE THEME

12球団クローザー事情 勝利の方程式は固まったのか?

 

開幕から多いチームはすでに15試合を消化し、残りは早くも105試合となった。過密日程のカギを握るリリーフ陣の中から、今回は要となるクローザー事情を検証する。
※記録、情報は7月5日時点

楽天森原康平

首位チームに守護神あり


 パの首位を走る楽天は、松井裕樹の先発再転向により、昨季29ホールドの森原康平がその座に就いている。ここまでは5試合に登板し無失点。セーブ機会3度はすべてものにしている。抑え投手として意識しているのは「しっかり先頭を打ち取ることだ」という。ブセニッツシャギワなど抑え候補は複数いたが、三木肇監督は「指名したからには」と固定を明言している。

巨人R.デラロサ

 一方、セの首位巨人にはR.デラロサが君臨。6月19日、阪神との開幕戦(東京ドーム)で球団通算6000勝の瞬間のマウンドにも立っていた。昨季途中に加入し、8セーブ5ホールド。常時150キロ台中盤から後半を記録する重たいファストボールを武器としつつ、剛腕につきまとう負のイメージとは正反対に、いともたやすくストライクを取る制球力で原辰徳監督の信頼を勝ち得ている。ところが、7月5日の中日戦(東京ドーム)で緊急降板。左ワキ腹肉離れで翌6日に登録抹消に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング