週刊ベースボールONLINE

12球団最新打順分析

阪神・ほぼ全員が低調な打線。好機に点が取れない状況に近本とボーアの復調がカギ

 

異例のシーズンの中、スタメンも例年に比べ変動が激しい。果たして現状の12球団のベストスタメンとは。そして過密日程を戦い抜くためのカギを握るのは何番の誰なのか。四番特集に続く立体企画として、12球団の最新打順を検証していく。
※情報は7月5日時点

打撃好調な梅野は低調な打線を一人でけん引中だ


構想とは違う打線に


 まさかここまで点を取れない打線になるとは――。開幕前は「二番・近本(近本光司)」を打線のキーマンとして、四番にボーアを据えて厚みのある打線を思考していた。

 しかし、開幕1、2戦で、一番に入った糸井嘉男と近本がかみ合わず、淡白な攻撃に終始する形となった。また、幾度となく訪れたビックチャンスに、四番のボーアが、シフトを敷かれその網にことごとくハマり、得点を奪えない状況が続いた。これにより強力投手陣が耐えられなくなり、まさかの投壊。打線も反撃するだけの攻撃力がなく、開幕連敗。

 すると開幕3試合目にして、四番・ボーアを外してしまい、さらに近本を元来の一番に戻した。これで功を奏するかと思いきや・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング