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12球団最新打順分析

楽天・破壊力がアップし、スピードも生かせる切れ目のない打線へ

 

異例のシーズンの中、スタメンも例年に比べ変動が激しい。果たして現状の12球団のベストスタメンとは。そして過密日程を戦い抜くためのカギを握るのは何番の誰なのか。四番特集に続く立体企画として、12球団の最新打順を検証していく。
※情報は7月5日時点

新たに加わった六番のロメロが開幕から絶好調


つなぐ意識の共有


 6月27日の日本ハム戦(楽天生命パーク)、5回に打線が大爆発を見せた。主砲・浅村栄斗が3ランなどで計5打点と大暴れ。打者14人で球団最多タイとなる1イニング10得点をマークした。「浅村だけじゃなく、みんなでしっかりつなぐのがウチの持ち味。茂木(茂木栄五郎)が、しっかり粘りながら四球を選んでくれた」。三木肇監督はこの回だけで2安打を放った主砲とともに、2四球で出塁した茂木を評価した。

 一時はパ・リーグの打撃部門でロメロ、太田光、浅村が打率3位までを独占するという活況ぶりだが、決して打線全体が・・・

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