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12球団最新打順分析

西武・強打に走力を絡め局面を打開。本領発揮はこれから

 

異例のシーズンの中、スタメンも例年に比べ変動が激しい。果たして現状の12球団のベストスタメンとは。そして過密日程を戦い抜くためのカギを握るのは何番の誰なのか。四番特集に続く立体企画として、12球団の最新打順を検証していく。
※情報は6月30日時点

試合数は減ったが40本塁打の目標は変わらない山川


主軸以外の調子が上がれば


 看板の強力打線を前面に戦い、リーグ2連覇を達成した西武。昨季はリーグ1位の756得点、1試合平均5.29得点。今季は6月30日現在(以下同)でリーグ2位の47得点、1試合平均4.7得点を挙げている。1試合平均得点が下がっているのは一番の秋山翔吾がメジャー移籍した影響からだろう。代わりに新外国人のスパンジェンバーグが一番を務めているが、ここまで打率.275ながら、出塁率は.293。17三振を喫して四球も1個しか選べていない。6月30日には右ワキ腹痛でスタメンを外れた。二番の源田壮亮、九番の金子侑司も苦しんでいる。足を使える選手の出塁機会が・・・

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