週刊ベースボールONLINE

12球団最新打順分析

オリックス・攻撃型が機能せず早くも組み換え続出で、今季も“猫の目”状態に

 

異例のシーズンの中、スタメンも例年に比べ変動が激しい。果たして現状の12球団のベストスタメンとは。そして過密日程を戦い抜くためのカギを握るのは何番の誰なのか。四番特集に続く立体企画として、12球団の最新打順を検証していく。
※情報は7月4日時点

一・二番は宗[写真右]と安達で固定したいところだが、定まらぬ理由がある


脱却したい下位の貧打


 超攻撃型を掲げて一番・T-岡田、二番・ロドリゲスで今季に挑んだが、沈黙すれば打つ手がなくなり、開幕から7試合目の6月26日に早くも組み換え。巧打の中川圭太を一番に据えるも不振に陥り、7月1日に二軍落ち。代わって昇格した宗佑磨がリードオフマンを担い、甘いボールを果敢にスイングする姿勢を貫いて不振にあえぐチームを鼓舞している。

 ただ、二番は流動的な起用が続く。犠打やエンドランなど多彩な攻撃を可能とする安達了一が最適任者とはいえ、潰瘍性大腸炎を患っており連日の試合出場は不可能。とくにナイター翌日のデーゲームでのスタメン起用は難しく、固定できないのが大きな悩みだ。それでも三番・吉田正尚の安定感は健在。四番・ジョーンズも・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング