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神は細部に宿る

今永昇太コラム 第8回「なぜベイスターズは大卒左腕が活躍するのか?」

 

2年前にキャンプで撮った左腕カルテット。懐かしい写真ですね。前列左から東と濱口、後列左から石田さんと僕


今シーズン初勝利。後輩の投球も刺激に


 登板2試合目でシーズン初白星を手にすることができました(6月26日阪神戦=横浜、8回無失点)。野手の方が、初ヒットが出ないと開幕した気にならないのと同じように、投手もシーズン初勝利を手にするまでは不安がいっぱいです。まずは1勝できて良かったです。ところどころ反省すべき点はありましたがピンチで粘ることができ、無失点でブルペン陣にバトンを渡せたことは、自分でも合格点をあげられると思います。

 前日にルーキーの坂本(坂本裕哉)がプロ初登板で初勝利を飾ったことも刺激になりました(中日戦=横浜)。キャンプ、オープン戦で彼が投げているボールを見たときに、あれくらい(6回無失点)やるんじゃないかと思わせるだけの力を感じていたので、何ら驚きはありません。スプリットのような独特な軌道のチェンジアップを効果的に使い、失投も少なかったように感じました。どんなときでも腕がしっかり振れるのが坂本の優れている点であり、僕も見習うべき部分がありました。

 坂本が初勝利した後、『なぜベイスターズは大卒左腕が活躍するのか?』という記事を目にしました。さまざまな要因があるとは思いますが、僕なりに考えるところを挙げていきたいと思います・・・

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球界きっての理論派サウスポー、DeNA・今永昇太が右脳で語る!

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