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LIONS SPIRIT

源田壮亮コラム「ずっと“あるモノ”を握り締めながらドラフトの行方を見ていました(笑)」

 

2016年のドラフトで西武に3位指名され入団(左から5位・平井克典、源田、1位・今井達也辻発彦監督、2位・中塚駿太、4位・鈴木将平、6位・田村伊知郎)


指名されるか不安だった


 今年もいよいよドラフト会議が近付いてきましたね。10月26日ですか。ドラフト候補の選手たちもソワソワしてきているでしょう。僕がドラフトで指名されたのは2016年ですから4年前のことになりますね。時が経つのは早い。遠い昔のような気がします。

 大分商高から愛知学院大に進学し、トヨタ自動車に入社して2年目。以前もコラムで記しましたが、プロ解禁となる16年、本気でプロを目指すために僕は守備力をアップさせることに力を入れました。社会人1年目は不安な気持ちを抱えながらショートの守備位置に就いて、いろいろミスを犯しましたが、この年は余裕を持って守ることができました。みんなも頑張ってチームが一丸となり、都市対抗で念願の初優勝。前年はベンチスタートとなってしまっていましたが、この年は僕もある程度貢献することができ、大きな自信にもなりました。プロのスカウトにもアピールできたと思います。

 ドラフトが間近に迫ってくると、気にしないようにしていましたが・・・

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