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去りゆく男たち2020

惜別2020 西武・高橋朋己&ヤクルト・中澤雅人

 

今週もまた、ユニフォームを脱ぐ決断を下した者たちが。ここでは日米をまたにかけたエースに、日本を代表するリリーバーの3投手を取り上げる

「太く、短く」――ファンの記憶に刻まれた快投


「球団からは『リハビリで苦しい中、変わらずいろんな選手と接してくれてありがとう』と言ってもらえたのがうれしかったです」と高橋朋。10月30日のイースタン・巨人戦(CAR3219)が引退登板になるという[写真=球団提供]


 8年間、プロ野球選手としては短い時間でしたが、すごく濃い、いい時間を過ごすことができました」と西武高橋朋己は笑顔を浮かべた。

 2年目の2014年途中に守護神となると29セーブをマーク。翌年も22セーブを挙げた。左ヒジが遅れて出てくる独特の投球フォーム。打者は球速以上のスピードを感じた。だが、16年、開幕直後に左ヒジ痛で離脱すると7月にトミー・ジョン手術。17年10月、約1年5カ月ぶりに一軍実戦復帰を果たすも、18年開幕早々に左肩を故障。治療とリハビリに時間を費やしたが早期復帰のメドが立たなかったことから、19年は育成選手に。ふたたびマウンドに立つことを目指すも、・・・

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