9月末時点で2位・ロッテにゲーム差ゼロと迫られながらも、最後は怒涛の12戦勝などもあり、圧倒的な強さを見せつけた。 写真=佐藤真一、湯浅芳昭 日々、新たに
大歓声も、胴上げも、ない。歓喜の輪もまばら。いつもとは違う、少し静かなV決定の瞬間だった。だからこそ、選手たちも、観客も、優勝の喜びをゆっくりとかみ締めた。
新型コロナウイルスの影響で当初3月20日だった開幕は延期に。先行き不透明の中、選手たちは準備するしかなかった。6月19日にようやく開幕の時を迎えるも、例年どおりとはいかない。
工藤公康監督は日替わりで打線を組み替えるなど、勝利に対しての最善策を模索した。
「一喜一憂しない。今日がダメだったとしても、明日はまた新しい一日が来る」
難しいシーズンゆえ良くも悪くも毎日の切り替えが大切だと、指揮官はナインに説いた。その言葉を受けて選手たちは一試合一試合、懸命にプレーした・・・
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