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FARM REPORT

楽天が鷹に雪辱し初の日本一 2020年ファーム日本選手権@宮崎

 

2020年ファーム日本選手権が11月7日、サンマリンスタジアム宮崎(宮崎)で開催された。イースタン・リーグ1位の楽天がウエスタン・リーグ1位のソフトバンクを6対4で下し、球団創設16年目で初のファーム日本一に。MVPには4回に決勝打を放った村林一輝(楽天)が選ばれた。
写真=湯浅芳昭

球団初のファーム日本一を達成した楽天。勝利球を握り締めた奈良原監督をナインが胴上げした


村林が4安打の大活躍!


 就任1年目の楽天・奈良原浩二軍監督が3度、宙に舞った。「(先発の)西口(西口直人)は初回こそ緊張していたが、2回以降は彼本来のピッチングをしてくれ、安心して見ていられた。選手が日々、自分の課題に取り組んだ成果を発揮できてうれしい」。試合後に喜びを口にした。

 指揮官の言葉どおり、楽天の先発・西口の立ち上がりには硬さが見られた。1点のリードをもらって初回のマウンドに向かうも、先頭の三森大貴から四番の真砂勇介まで4者連続安打を浴び、逆転を許してしまう。さらにリチャードの中前安打で3点目。この回だけで35球を要した。

 劣勢を打破したのは、今季イースタントップのチーム打率.280を誇った強力打線だった。2回に堀内謙伍が中越え三塁打、オコエ瑠偉の左前適時打で1点を返すと・・・

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