今季終盤まで激しい優勝争いを演じたソフトバンクとロッテが、クライマックスシリーズで再び激突。予想どおりの手に汗握る攻防となったが、1勝のアドバンテージを有するソフトバンクが勝負どころを見逃さず。貫録を見せての2連勝で、セ・リーグ王者・巨人の待つ日本シリーズにコマを進めた。 写真=湯浅芳昭、球団提供 福岡ソフトバンクホークス[リーグ1位] vs 千葉ロッテマリーンズ[リーグ2位] 
2試合ともにロッテに先制を許しながら“全集中”で逆転勝ちを収めた
チャレンジャー精神と安定感ある戦いぶり
王者の貫録を見せつける戦いぶりだった。レギュラーシーズン11勝12敗1分けと唯一負け越しを喫したロッテが相手だけに、ソフトバンクに慢心はなし。「われわれは挑戦者」と
工藤公康監督。そして、選手たちには「“全集中”でお願いします」と、短期決戦に向けてあらためて気持ちを入れ直させた。
迎えた第1戦、第2戦、ともに最初に試合の流れをつかんだのはロッテ。特に第1戦のソフトバンクは、初回にロッテ先発・
美馬学の立ち上がりを攻め一死満塁としながらも得点を奪えず、直後にエース・
千賀滉大が一発を打たれるという嫌な展開だった。
ここで見せたのが・・・
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