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LIONS SPIRIT

源田壮亮コラム「プロ初出場はフワフワしている感じ。初のお立ち台は気恥ずかしい思い出が…」

 

1年目に開幕2戦目の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初安打をマーク


プロ初打席は三邪飛


 前回は2020年シーズンで印象に残った試合やプレーに関して書きましたが、今回は昨年までのプロ3年間で忘れられない試合などをつづっていきたいと思います。

 やっぱり、思い出されるのはプロ初出場の試合になりますね。17年、トヨタ自動車からドラフト3位で西武に入団しましたが、キャンプでは打撃投手の投げるボールが前に飛ばず、周囲から心配されていました。それでも、辻発彦監督やコーチに「しっかりバットを振るように」とアドバイスされ、さらに重心を落として構えるようにしたことで下半身を使えるようになったことが大きかったです。引っ張った打球を打てるようになり、オープン戦では打率.300を残すことができました(11試合、30打数9安打)。自分でもびっくりでしたね。

 そして、日本ハムとの開幕戦(3月31日、札幌ドーム)で「九番・遊撃」でプロ初出場。チームでは石毛宏典さん以来の開幕戦新人遊撃手のスタメン出場ということでしたが、まず試合に出ないと始まりませんから。お客さんの数もすごく多くて、セレモニーも派手で。どこか地に足が着いてなく、フワフワしている感じでプレーしていましたね。そんな感覚に陥ったのは初めてだったので、すごく印象に残っています。

 2回表二死二塁でプロ初打席が巡ってきました。2点先制した直後でしたが・・・

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