週刊ベースボールONLINE

2020プロ野球総決算号

12球団ペナントレース総括 西武・爆発力を欠いた打線 先発陣も不調で苦戦もリリーフ陣の頑張りでAクラス

 

11月4日、本拠地最終戦後にファンに挨拶したナイン。CS進出を誓ったがその後、勝利を挙げられず叶わなかった[写真=代表撮影]


 辻発彦監督政権4年目の今季、リーグ3連覇だけでなく、クライマックスシリーズ(CS)進出も逃した。指揮官が敗因に挙げたのは打線の不調だ。「昨年までの2年とは全然違って打線がつながらなかった」。2連覇を果たした過去2年は12球団No.1の圧倒的な攻撃力を前面に戦ったが、今季は主力選手が軒並み不調に陥った。

 昨季首位打者の森友哉は打率.251、9本塁打、38打点。本塁打王の山川穂高は打率.205、24本塁打、73打点。山川は右足首ねん挫の影響で不振を極め、治療専念のために10月31日に登録抹消され、3年連続タイトルは夢に終わった。昨季打点王の中村剛也も打率.213、9本塁打、31打点。開幕当初は五番に期待された外崎修汰も打率.247、8本塁打、43打点とシーズン通して調子は上向かなかった。

 メジャーへFA移籍した秋山翔吾(レッズ)の穴も大きかった。開幕からスパンジェンバーグ鈴木将平らが一番に座ったが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング