シーズン序盤はベンチワークも振るわなかったが、後半戦は投手陣の頑張りもあり、白星を重ねた
与田剛監督、
伊東勤ヘッドコーチ体制の2年目、チームは貯金5の3位で8年ぶりのAクラス入りを果たした。8月上旬までは最下位に沈むなど苦しい戦いを続けていたが、そこから見事に巻き返してみせた。前半戦は26勝30敗4分でリーグ4位だが、後半戦は34勝25敗1分でリーグ1位。後半戦には前半戦にない勢いと安定感があった。
その要因はエース・
大野雄大の力投だろう。3年ぶり3度目の開幕投手を務めながら、6試合連続して勝ち星なし。エースに白星がつかなければチームは乗れず、序盤の戦いは手痛い敗戦ばかりが目立った。しかしエースが7月31日の
ヤクルト戦(ナゴヤドーム)で待望の初勝利。以後の14試合で11勝をマーク、10完投に6完封と圧巻の成績を残し、チームを上昇気流に乗せた。
中継ぎ投手陣の奮闘も光った。開幕当初は左腕の
岡田俊哉を抑えにしていたが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン