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クローズアップ「1986年の清原和博」

1986 清原和博を語る 伊原春樹「何度か起こった“事件”を乗り越えて新人王へ」

 

清原入団時から守備・走塁面を担当していた伊原春樹。高校時代からスーパースターで公私にわたって“ヤンチャ”な面が多々あり、“事件”もたびたび起こしていた。しかし、周囲のサポートや厳しい指導で新人王への道筋が開かれていったという。
取材・構成=小林光男

清原を厳しく指導した伊原コーチ[左]。そのおかげもあってか、清原は31本塁打を放ち、新人王を獲得した


 甲子園で活躍していたPL学園高時代のバッティングもよく見ていましたが、清原はセンター中心に右へも大きな当たりを放っていたことに「大したものだ」と感心していました。ドラフト1位でチームに入り、最初に目にしたのは1月に西武第二球場で行われた新人合同自主トレだったと思います。高校生離れした体格に驚きましたが、特に両ももの太さにびっくりした記憶があります。

 ただ、皆さんご存じのように清原も最初から順風満帆だったわけではありません。当時・・・

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