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クローズアップ「1986年の清原和博」

1986 清原和博を語る 大久保博元「よく素振りをしていた。本当に練習の虫でした」

 

清原が入団した1年前、1985年の西武ドラフト1位入団が大久保博元だった。2年目の選手が新人の教育係となるのが西武の慣わしで、大久保と清原は合同自主トレのときから兄弟のように仲が良かった。その新人1年目を大久保が振り返る。
取材・構成=椎屋博幸

大久保[左]は2年目。新人の教育係として新人の清原[右]にいろいろなこと(悪さを含め)教え、いつしか兄弟のように仲良くなっていった


 キヨ(清原和博)は、ドラフトで巨人から指名されるとばかり思っていました。あれだけ巨人愛を高校のときに語っていましたからね。西武が引いたときに「マジかよ!」。さらに大物新人の教育係をしなければいけないのか、という思いが最初でした。

 当時は2年目の選手が新人の教育係をやっていました。同級生の田辺(田辺徳雄)は優しい上に無口な男なので、必然的に私がその役をやることになることが分かっていました。キヨが入ってくるまでは、あれだけの実績があるから、どれだけ生意気なんだろう、と想像していましたね(笑)。

 入寮の日です。最初会ったときの印象は今でも覚えています。めちゃくちゃ体がデカい!……今だから言いますが・・・

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