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福島から野球のチカラを伝えたい

「ふくしま発信」の新たな動きが始まる

 

2020年12月5、6日「ふくしまベースボールプロジェクトinあずま〜野球で福島を盛り上げよう〜」
10年ほど前から顕著になり始めた野球人口の減少。危機感を覚えた関係者が全国各地でさまざまな取り組みを進めているが、今回は、その中から2021年のオリンピック開催地でもある、福島県の新たな動きを紹介してみたい。


12月5日キャッチボールクラシック中学生の部の開会式[写真=FBP]


 20年12月5、6日、福島県福島市あづま総合運動公園で「ふくしまベースボールプロジェクトinあずま〜野球で福島を盛り上げよう〜」が開催。内容としては5日が「キャッチボールクラシック2020全国オンライン交流会(制限時間内でのキャッチボールの回数を競うもの。県外チームもオンラインで参加)」と「2020第1回福島野球サミット」、翌6日が「キッズ・ボールパーク」(ティーボールなどで、子どもたちに野球に楽しさを伝えるもの)だ。

 イベントの主催者は「一般社団法人福島ベースボールプロジェクト」(以下略称のFBP。キャッチボールプロジェクトの主催はプロ野球選手会)。代表理事の磯崎邦広氏によれば、19年前、中学の教員で野球部の監督をしていた磯崎氏が「福島中学野球競技力向上委員会」という任意団体を立ち上げ、福島県中学野球界の競技力向上のための活動をスタート。11年の東日本大震災の後は、日本および世界各地から支援を受けたことへの感謝もあり、社会貢献活動も始めたという。さらに・・・

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