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12球団2020年シーズン回顧

DeNA・痛かった先発2本柱の離脱 4位に沈みラミレス監督退任/12球団2020年シーズン回顧

 

前年2位から22年ぶりのリーグ制覇を目論むも、8月以降は選手層の薄さを露呈し、失速。2年ぶりBクラスでラミレス監督はチームを去る。

10月24日、日米通算2000安打を達成したロペスを囲んで記念撮影。ロペスをはじめ、梶谷、井納ら主力がチームを去る


下馬評は高かったが……


 開幕前には22年ぶりのリーグ制覇の期待も高まったが、終わってみればケガ人に泣かされたシーズンとなった。大きかったのが8月、先発ローテーションの軸、今永昇太平良拳太郎の登録抹消だった。これをきっかけにチームの投打がかみ合わなくなり、負けが立て込んだ。本来の力を発揮できない者も多かった。ロペスや伊藤光などレギュラーとしての活躍が見込まれていた野手をはじめ、不調でクローザーから中継ぎに配置転換された山崎康晃、先発では開幕の出遅れを取り返せなかった上茶谷大河らが期待を裏切った。

 そうしたケガ人や不調選手の穴埋めをするべき、バックアップメンバーの層も薄かった。コロナ禍の影響で開幕が遅れたことによる過密スケジュールに備え、他球団が開幕後も新戦力の獲得に動く中・・・

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