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2020-2021 12球団移籍最前線

2020-2021 12球団移籍最前線 コロナ禍のストーブリーグはどのチームが勝利者になるのか?

 

異例の超短期オフもあってトライアウトが終わるとともに、移籍市場が一気に活性化している。今回は、その最前線を球団別にチェックしてみよう。
(情報は12月12日16時現在。新加入は新人は除く。IN、交渉中選手のカッコ内チームは前所属、現所属)

梶谷隆幸[DB→G]


ソフトバンク 注目は助っ人投手の2人の動向


【交渉中】M.ムーア(投手/自由契約)、R.バンデンハーク(投手/自由契約)

 課題である「野手の強化」に向けて小久保裕紀新ヘッドコーチを“補強”した以外は大きな動きはなし。野手陣ではFA権行使のウワサもあった長谷川勇也が残留。投手陣では戦力外となった2018年ドラ1右腕の吉住晴斗が育成再契約となったほか、去就動向が注目されるのがM.ムーア、R.バンデンハークの助っ人2人。ムーアはメジャー復帰の可能性も高く、争奪戦は必至だ。また、バンデンハークも本人と球団側との条件に開きがあり、交渉は難航中。バンデンハークが入団時より背負っていた背番号「44」を、21年からルーキーの笹川吉康が着けることになった点も気になるところ……。

ロッテ 主力野手の残留は好材料だが


【交渉中】松永昂大(投手/FA宣言)、澤村拓一(投手/FA宣言)、チェン・ウェイン(投手/自由契約)、ハーマン(投手/自由契約)

 いまのところ補強はないが、FA権の行使を検討していた荻野貴司唐川侑己清田育宏が宣言せずに残留を決断したのは好材料だ。ただ、・・・

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